210万円特殊詐欺被害 松阪の60代男性

【松阪】三重県警松阪署は4日、松阪市の60代男性が現金合計約210万円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生したと発表した。

同署によると、男性の携帯電話に9月30日、「ご利用料金につきまして確認したいことがございます」とメールが届き、メールの連絡先に電話すると、日本ネットワークセキュリティ協会の平本、警察の捜査第二課の山田などを名乗る複数の人物から「携帯電話のセキュリティが破られている」「セキュリティの保険に入った方がいい」「50万円で30万円が保証」と言われた。男性は同日から10月4日までの間、同市内のコンビニエンスストア設置のATM(現金自動預払機)他3カ所で複数回にわたり、相手が指定した口座に現金を振り込んだ。