防災運動会で楽しく学ぶ 四日市・桜地区、700人参加

【防災グッズ探し競技に挑戦する参加者ら=四日市桜町の桜小体育館で】

【四日市】三重県四日市市桜地区自主防災協議会(川野義昭会長)は5日、同市桜町の桜小学校で、「楽しみながら防災について学び、地域のつながりを深め共助の心を育む」をスローガンに、令和6年度「桜地区防災運動会」を開いた。

前日の雨で校庭が使えず、規模を縮小して体育館で実施。地域住民ら700人余が参加して、地震体験車訓練や防災グッズ探し競技、YES・NOクイズなどで防災意識を高めた。

参加者らは、指定された消火器やヘルメット、救急箱などを探してゴールする防災グッズ探し競技や、「自然災害による被害予測図をハザードマップという」など、防災に関する問題に答えるYES・NOクイズに挑戦していた。

また、同地区女性防災隊「桜ずきんちゃん」の活動を紹介する「女性視点の防災・減災啓発」のパネル展示もあった。川野会長(72)は「幅広い年齢層の方々が参加して交流ができた。きたる地震に備え、有意義だった」と話していた。