【鈴鹿】三重県鈴鹿市算所5丁目の清和公民館で活動するグラスアート教室(鈴木久子講師)は3日、同市神戸2丁目の和カフェ埜菴で作品展を開き、鈴木講師と生徒4人が1年間で制作した計18点を展示した。31日まで。
グラスアートはガラスやアクリル板に接着剤付きの鉛線で下絵を縁取り、好きな色のフィルムを貼って作るガラス工芸。
同教室は15年ほど前に発足し、現在は市内の50―70代の女性4人が月1回集まり、作品作りを楽しんでいる。
店内には「秋」をテーマに、細部まで丁寧に仕上げた個性豊かな力作の数々が並ぶ。
生徒の一人で、約10年の経験を持つ古市美和子さん(69)=同市三日市南1丁目=は、二つの作品を重ねて一つの作品に仕上げた「バラとチョウ」など3点を出品し、「ステンドグラスと違って手軽にできるのが魅力。自分で色を決めるのも楽しい」と話した。