伊勢新聞

風景や振り袖姿の孫描く 桑名で絵画仲間三人展 三重

【作品を見ながら話す(右から)吉村さん、惠村さん、大脇さん=桑名市大仲新田の川スミメガネ本店で】

【桑名】三重県桑名市長島町松ケ島の大脇秀子さん(77)、東員町笹尾西の惠村陽一さん(80)、同町笹尾東の吉村福治さん(97)による三人展が4日、桑名市大仲新田の川スミメガネ本店ギャラリーで始まった。10日まで。

3人は絵画仲間で、ともに東員町で活動する「東員絵画クラブ」で学ぶ。そろって作品展を開くのは久しぶりで、今回で3回目になる。

油彩画や水彩画など計約40点を展示。「いろんなことに挑戦したい」と話す大脇さんは水彩画を中心に、クレヨンで模写したというミレーの「晩鐘(ばんしょう)」やペンキを使った作品も並べた。惠村さんは油彩の風景画、吉村さんは振り袖姿の孫を描いた作品を紹介している。

3人の中で最年長の吉村さんは「それぞれの個性の違いを楽しんで見てもらえたら」と話した。