衆院選「地方創生に期待」 津市長、活発な議論求める 三重

【定例会見に臨む前葉市長=津市役所で】

【津】三重県津市の前葉泰幸市長は4日の定例記者会見で、9日に衆院が解散し、総選挙が実施されることを受け、「地方創生を後押ししてもらえるような政策に期待したい」と語った。

前葉市長は今回の総選挙について、「裏金問題や政治資金の問題がきっかけとなった政治の動きに対し、国民の審判があると思う」と指摘。

「物価高や為替、株の変動など動きが激しい中で、対応をしっかりやらないと新しい経済の流れに乗っていけない」とも語り、「今の日本を取り巻く情勢の中で道筋をどうつけていくか、大きな議論がなされ、市民の暮らしがプラスになり、活性化するような選挙になってほしい」と注文した。

また、「新しく発足した石破政権への審判にもなる」と強調。地方創生への活発な議論を求め、「地方創生の原点とも言える、地方が自由に発想し、施策を展開できる政策に期待したい」と話した。