○…「GKとの一対一でしっかり得点できた」。クリアソン新宿戦以来、約1カ月ぶりのゴールに田村翔太は静かにうなずいた。相手のバックパスを奪い取ると、ゴール右へループシュート。「ここから調子を上げたい」と意気込んだ。
○…昇格を争う2位栃木シティとの大一番も「自分たちは追う立場」で重圧はないと強調。前半は相手に主導権を握られるも、ハーフタイム明けの三枚替えがはまり「前線のプレスからショートカウンターが出た」と手応え十分だった。
○…「田村はたくさんの指導者が恐れている」と間瀬秀一監督。走力や得点力など豊富な武器があると力説する。「まずはゴールで勝利に貢献する。他力にもなるが、(昇格の)可能性がある限り下を向く必要はない」と次戦を見据えた。