伊勢新聞

新型コロナ、5週連続減少 先週の三重県内感染状況

三重県は2日、先週(先月23―29日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。1医療機関あたりの新規感染者数は平均2・9人で、前週から15%減少。5週連続で減少し、14週ぶりに3人を下回った。

県によると、1日あたりの新規感染者数は前週より40人ほど少ない180人と推計される。先週中に基幹定点の9医療機関に新規入院した患者は30人で、前週から3人減少した。

保健所管内別の1医療機関あたり新規感染者は桑名3・9人▽四日市0・9人▽鈴鹿2・5人▽津3・18人▽松阪4人▽伊勢2・31人▽伊賀3・38人▽尾鷲3・5人▽熊野1・5人―となった。

感染症対策課は「感染者は少なく、落ち着いてきてはいる」としつつ「これからインフルエンザの流行が懸念されるため、引き続き感染防止対策を徹底してほしい」としている。