災害時に食料物資を提供 鈴鹿市、エムフーズサービスと協定 三重

【協定書を手にする(左から)末松市長と近藤社長=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市と同市寺家町で弁当などの製造販売をするエムフーズサービス(近藤美好社長)は2日、同市役所で「大規模災害時における食料物資等の提供に関する協定」を締結した。

協定締結により、市の要請で同社は弁当の提供や炊き出しの人員派遣などに協力する。今年春、同社が提案した。

同社は通常時、最大2千食分の弁当提供が可能という。

同日の協定締結式には末松則子市長、近藤社長が出席。末松市長は「避難生活の中で食料物資の確保はありがたい」、近藤社長は「食を通じて災害時に地域の役に立てることはないかと考えていた。協定を結ぶことができてありがたい」とそれぞれあいさつし、協定書に署名した。