120万円分電子マネー詐欺被害 名張の70代男性、PCウイルス対策名目 三重

【名張】三重県警名張署は1日、名張市内の70代の男性が約120万円分の電子マネーの利用権をだまし取られたと発表した。特殊詐欺事件とみて捜査している。

同署によると、9月10日午後1時ごろ、男性がパソコンを操作していた際、画面が固まった。画面に表示された番号に電話をかけたところ「ウイルスセキュリティが侵害されている」などと言われ、ウイルス削除費用として電子マネー購入を要求された。

男性は指示に従い、同日午後2時ごろから5時ごろの間、市内コンビニ5店舗で、計120万円分の電子マネーを購入し、カード番号を告げた。6店目のコンビニで追加購入しようとしたところ店員に止められ、不安に思った男性が同署に相談して発覚した。