伊勢新聞

カズがサッカーボール寄贈 鈴鹿の小学生らに、明治安田生命と 三重

【三浦選手からもらったサッカーボールを手に喜ぶ児童ら=鈴鹿市東庄内町の市立庄内小学校で】

【鈴鹿】明治安田生命(本社・東京都千代田区、永島英器社長)とサッカー元日本代表の三浦知良選手(56)=アトレチコ鈴鹿クラブ所属=が、社会貢献活動の一環として、全国の子どもたちにサッカーボールを寄贈する取り組みで30日、三浦選手が三重県鈴鹿市東庄内町の市立庄内小学校(樋口裕康校長、73人)を訪問し、子どもたちにサッカーボール2個を手渡した。

同社の「未来世代応援アクション」の一環。三浦選手の背番号「11」にちなみ、高校生までの子どもを対象に、1万1000個のサッカーボールを届ける。

贈呈式は学校集会の中で実施。サプライズで登場した三浦選手を子どもたちは拍手で迎えた。

武岡志郎名古屋本部長は「今日のこの日を記憶にとどめ、立派な大人になって」とあいさつ。6年生8人のうち、代表2人が三浦選手から直接ボールを受け取った。

三浦選手は「この先、苦しいことや大変なことはあると思うが、みんなで一緒に乗り越えていこう」と児童らに呼びかけた。

代表で児童会会長の6年山田珀斗さん(12)は「もらったボールは大切にする。三浦選手の『諦めない気持ち』を大切にしようと思った」とお礼の言葉を述べた。