(第4週・安濃球場)
三重学生野球リーグの秋季リーグ戦(伊勢新聞社後援)は29日、近大高専―三重大、鈴鹿大―皇學館大の各2回戦が行われ、三重大、皇學館大が2連勝した。
四日市大とともに開幕以来連勝を続けている皇學館大は、鈴鹿大を10―2の七回コールドで下して、最終週の四日市大との2連戦を残して勝ち点3で単独首位に立った。
また、皇學館大、四日市大とともに勝ち点3の可能性があった近大高専が三重大戦で勝ち点を落としたため、優勝争いの行方は皇學館大と四日市大の2校に絞られた。
皇學館大は中盤以降大量得点を重ねて鈴鹿大を突き放した。2―2で迎えた五回先頭の3番床辺翔太郎(4年・皇學館)からの3連打などでこの回一挙4得点。七回にも1番浅井颯茉(4年・海星)の中越え適時三塁打などで4点を加えた。
この日が今季最終戦の三重大は近大高専に13―1で五回コールド勝ちし、通算成績4勝4敗(勝ち点2)の3位で全日程を終えた。一回近大高専3番森澤蒼太(1年)、岡部匠真(1年)の連打で1点を失ったが二回以降逆転に成功した。
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雨天順延になっていた近大高専―四日市大2回戦の日程が決まった。10月13日午前10時から四日市市羽津甲の霞ケ浦第3球場で開かれる。