不登校だった経験談 漫画家の棚園氏、亀山で10月5日講演 三重

【講演会への参加を呼びかける内藤代表=亀山市内で】

【亀山】三重県の亀山を拠点に不登校児童・生徒の支援活動をする「不登校のこどもと親と地域の会『でんでん』」(内藤朋子代表)は10月5日、亀山市若山町の市社会福祉センターで開催する「学校に行かなかった僕たちから伝えたいこと」と題した講演会への参加者を募っている。午後1時―同3時半。参加費は千円(税込み)。22歳以下は無料。

講演会は、NPO法人「亀っ子サポート」が協力。漫画家の棚園正一氏(愛知県在住)を講師に、小学校から中学校の義務教育期間の9年間、不登校だった自身の経験談や、13歳の時に漫画家の鳥山明氏に出会い、漫画家を志すようになったことなどを交えて講演する。

内藤代表は「不登校や不登校傾向の児童・生徒の親同士の情報交換や、それぞれが抱える悩みなどを話したり聞くことで次への一歩を踏み出すきっかけになれば。気軽に参加を」と呼びかけている。

問い合わせは内藤代表=電話090(4279)3153=へ。