応急手当て住民ら習う 桑名の自治会連合会が自主防災訓練 三重

【段ボールを使った骨折時の固定の仕方を教わる参加者=桑名市筒尾の大山田東小学校で】

【桑名】筒尾・陽だまりの丘地区自治会連合会の自主防災訓練が29日、三重県桑名市筒尾の大山田東小学校であり、約100人が防災への意識を新たにした。

参加者は2グループに分かれ、三角巾を使った応急手当や、人形を使って胸骨圧迫や自動体外式除細動器(AED)の使い方を体験。段ボールを使って足を骨折した際の固定の仕方も学んだ。

市防災危機管理課の担当者から災害時の心構えを、市社会福祉協議会の職員からは災害ボランティアセンターを設置した際の流れなどについても教わった。

同連合会の萬徳忠弘会長(58)は「いざというときに備えて、みんなが助け合えるまちづくりを進めていきたい」と話した。