伊勢新聞

菰野と海星が決勝進出 秋の高校野球三重大会 センバツ選考「東海」出場も決める

【菰野―宇治山田商 1失点完投した先発・栄田=松阪球場で】

第77回秋季東海地区高校野球県大会は28日、ドリームオーシャンスタジアム(県営松阪球場)で準決勝2試合が行われた。菰野と海星が勝ち、試合結果が第97回選抜高校野球大会(来年3月・甲子園球場)の出場校選考の重要な資料となる東海大会(10月19日開幕・静岡県)出場を決めた。

今年の甲子園出場校が準決勝で激突した菰野―宇治山田商は、今年夏の甲子園出場の菰野が今年春のセンバツ出場の宇治山田商を2―1で退け、主戦左腕栄田人逢が4安打1失点完投した。

海星は津田学園を12―0で退けた。1―0で迎えた迎えた九回、先頭の2番小田悠太郎からの3連続バントヒットや5番森田大喜の2点本塁打、相手守備の乱れにもつけ込みこの回一挙11得点した。

菰野と海星の決勝は29日午後0時半から同球場で開かれる。菰野は6年ぶり3度目、海星は8年ぶり14回目の秋の頂点を目指す。午前10時からは東海大会出場の残り1枠を懸けた3位決定戦の宇治山田商―津田学園も行われる。