伊勢新聞

水彩やペン、色鉛筆使い表現 桑名で絵画グループ合同展 三重

【日本画や浮世絵を模写した作品が並ぶ会場=桑名市中央町の柿安シティホールで】

【桑名】三重県東員町笹尾東の画家岡田佐江子さん(74)が主宰する「岡田絵画グループ」の合同展が27日、桑名市中央町の柿安シティホールで始まった。30日まで。

桑名市と東員、朝日、川越の3町で活動する8サークルの会員102人と講師も務める岡田さんが手がけた水彩画、ペン画、色鉛筆画など104点を展示した。

同じテーマで取り組んだグループもあり、川越町の「川越水彩画クラブ」は、そろって色鉛筆画を並べた。

桑名市の「ぽかぽか彩羅の会」は「日本の名画」をテーマに、日本画や浮世絵などを模写した作品を出品した。紅茶で染めた用紙に水彩で描き、日本画や浮世絵独自の風合いを表現した。

岡田講師は「生徒たちは根気があって、新しいことにも挑戦している。いろんな作品を見て、楽しんでいただけたら」と話した。