黒の濃淡で花や風景描く 桑名で水墨画2グループ合同展 三重

【会員それぞれの力作が並ぶ会場=桑名市大仲新田の川スミメガネ本店で】

【桑名】三重県桑名市の水墨画愛好家でつくる2グループの合同作品展が27日、同市大仲新田の川スミメガネ本店ギャラリーで始まった。10月3日まで。

今年新に発足した「良墨会」と「同好桑墨会」の合同展。どちらの会も、講師の榎本絹代さん(85)=同市赤尾=が指導する。良墨会は、これまでは「在良水墨会サークル」として、在良まちづくり拠点施設で活動を続けてきた。同好桑墨会は、市パブリックセンターで活動していた水墨画サークル「桑墨会」が同好会となり、再スタートを切った。

両会の会員7人と榎本講師が、墨の濃淡で表現した自信作17点を寄せた。花や風景などを題材にしていて、模写ではなく、すべてスケッチから手がけているという。

同好桑墨会の代表を務める堀田耕新さん(87)は「それぞれの会員が創意工夫を凝らして制作した。力作ぞろいなので、ぜひ見に来てほしい」と呼びかけた。