三重県は27日、津市羽所町の飲食店「串もん家やってるよ」で食事をした21歳から24歳までの男女4人が下痢などの症状を訴えたと発表した。県は同店で提供された食事が原因の食中毒と断定。同日付で同店を営業禁止処分にした。
県によると、4人は14―15日にかけて同店を利用し、16―17日にかけて腹痛や発熱などを発症。うち1人が入院したが、全員が快方に向かっている。当日は「鶏の霜降り」や「霜降りささみのシーザーサラダ」などが提供された。
津保健所が18日、津市内の住民から連絡を受けたことをきっかけに発覚。患者や従業員への便検査でカンピロバクター・ジェジュニが検出されたという。保健所は衛生管理の改善が確認でき次第、同店の営業再開を認める。