故郷の伊勢の応援に感謝 パリ五輪バド男子日本代表の西本選手、市長を訪問 三重

【鈴木市長から花束を受ける西本選手(右)=伊勢市役所で】

【伊勢】パリ五輪のバドミントン男子シングルスに日本代表として出場した三重県伊勢市出身の西本拳太選手(30)=ジェイテクト=が24日、故郷の伊勢市役所で鈴木健一市長を訪問し、「地元からのたくさんの応援のおかげで粘り強く戦うことができた。さらに進化したい」と、地元への感謝と今後への意欲を語った。

西本選手は予選を勝ち上がり、決勝トーナメントに進出。一回戦でタイの選手と対戦したが、熱戦の末敗退し、初の五輪をベスト16で終えた。

市役所で鈴木市長から花束を受けた西本選手は「結果は悔しいが、市のパブリックビューイングでたくさんの応援をいただいた。さらに上を目指し、恩返ししたい」と話した。「五輪の舞台では、大観衆の中で試合ができ幸せな時間だった」と振り返り、「2年後のアジア大会で金メダルを目指したい。その先に、ロス五輪に向けた目標が明確に見えてくれば」と語った。

鈴木市長は「たくさんの夢を持たせてくれた。今後も、市民や子どもたちの目標として頑張ってほしい」と話した。