伊勢新聞

新規感染者、4週連続で減少 新型コロナ、先週の県内状況 三重

三重県は25日、先週(16―22日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。一医療機関あたりの新規感染者数は平均3・42人で、前週から29%の減少。4週連続で減少した。

県によると、1日あたりの新規感染者数は前週より90人ほど少ない220人と推計される。入院患者は97人で、前週同一曜日比で40人の減少。うち1人が重症となっている。

保健所管内別の一医療機関あたり新規感染者は桑名3・9人▽四日市2・1人▽鈴鹿3・9人▽津3・73人▽松阪2・88人▽伊勢3・27人▽伊賀3・38人▽尾鷲8・5人▽熊野1・5人―となった。

感染症対策課は「新規感染者数は引き続き減少し、実数としても比較的少なくなってきた」としつつ「まだ今春の一人台には戻っていない。引き続き対策を取ってもらいたい」としている。

また、県は入院患者数の発表方法を来週から変更すると明らかにした。県内92病院からの報告が25日で終了したため。定点医療機関(九病院)で新規に入院した患者数を公表する。