現金5950万円投資詐欺被害 桑名の70代女性

【桑名】三重県警桑名署は25日、桑名市の70代女性がSNS(交流サイト)で知り合った人物に、金への投資名目で現金5950万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、女性は1月12日ごろ、SNSのメッセージアプリに送られてきたメッセージで知り合った人物のLINE(ライン)を登録。金への投資を勧められ、投資サイトを紹介された。

女性は2月3日―6月11日、42回にわたり、金への投資名目で現金4850万円を指定口座に入金。7月中旬には、13回にわたり、保証金名目で現金1100万円を振り込んだ。

LINEのやりとりで利益が出ていると信じていた女性は、相手に「利益を引き出すには税金が必要」と言われ、夫に相談。詐欺被害が発覚した。