不登校の児童生徒を支援する官民でつくる「みえ不登校支援ネットワーク」は24日、ホームページ(HP)をリニューアルしたと発表した。「不登校支援のポータルサイト」と位置付ける。
「不登校になる可能性は誰にでもあるので、自分を責める必要はありません」などと、不登校の当事者に向けたメッセージを新たに掲載。元当事者や保護者の声を紹介するコーナーも設けた。
不登校支援をめぐる課題や県の支援方針などを教員向けに解説。「不登校の生徒が登校した時に褒めて良いか」「修学旅行に行かせたいが」など、教員から多く寄せられる質問への回答も掲載した。
HPはネットワークが設立した平成22年に立ち上げたが、イベントの告知や支援団体の紹介が中心だった。みえ市民活動ボランティアセンターの助成を受け、初めてリニューアルした。
ネットワークの事務局を務める認定NPO法人「フリースクール三重シューレ」の石山佳秀代表は「当事者視点のHPができた。多くの人に閲覧してもらい、支援を広げたい」と話している。