伊勢新聞

海星猛攻、一挙8点 津商にコールド勝ち 秋季東海地区高校野球三重大会

【海星―津商 二回表2死三塁、先制打となるセーフティ―バントを決める海星8番中世古=津球場で】

海星は二回表、8番中世古の先制内野安打をきっかけに8点を奪い、11―4で津商に七回コールド勝ち。2年ぶりの4強入りを決めた。

二回表2死三塁、初球をバントで三塁側へ転がすと、頭から滑り込んだ一塁はセーフに。森下監督から「自分のしてきた練習を信じてやれ」と言われるほど入念に練習してきたセーフティーバントで先制点をもぎ取った。

勢いづいたチームはこの回、敵失も重なり、4番水谷主将の3点適時三塁打など打者12人の猛攻で一挙8点。試合の流れを引き寄せ、コールド勝ちにつなげた。

4強入りし、あと一勝で東海大会出場が決まる。「東海(大会)に行ったら甲子園に近づく。チームのために、点に絡めるよう頑張りたい」と力を込めた。