三重の酒、60銘柄飲み比べ 29日に伊勢で「SAKEサミット」

【「伊勢志摩SAKEサミット」のポスターを手に来場を呼び掛ける実行委メンバーら=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県内の日本酒の蔵元が集う「伊勢志摩SAKEサミット」が29日、伊勢市の高柳商店街で開催される。三重の酒約60銘柄の飲み比べが楽しめる。午前10時―午後4時。

「作(ざく)」の銘柄で知られる清水清三郎商店(鈴鹿市)や「半蔵」の大田酒造(伊賀市)など日本酒の蔵元20社と、市内のクラフトビールメーカーとワイナリーの3社も加わり、自慢の銘柄を提供。市内近郊の飲食店19店も出店し、地元食材を生かした酒に合うメニューなどを販売する。

会場での飲食はチケット制。チケットは10枚つづりで、前売りが2千円、当日2500円。会場の受け付けで、チケットと引き換えに専用のおちょこを受け取り、飲み歩きを楽しむ。前売りチケットは、市内外の酒販店やチケット販売サイト「イープラス」で購入できる。

イベントは、市内の酒販店などでつくる実行委員会が企画し、今回で5回目。昨年は2日間で約1300人が訪れた。

実行委員長の野口幸彦さん(61)は「この季節ならではの酒の味わいを、蔵元の造り手と対話しながら堪能してほしい」と来場を呼びかけている。

問い合わせは事務局のニコマート酒店=電話0596(22)2730=へ。