まん中広場でランチ始まる 津市大門・丸之内地区、キッチンカーで賑わい創出 三重

【近隣の会社員らで賑わう「まんなかランチひろば」=津市大門で】

【津】三重県津市大門・丸之内地区の活性化を目指す官民連携組織のエリアプラットフォーム「大門・丸之内 未来のまちづくり」は同市大門のまん中広場で、キッチンカーが出店する「まんなかランチひろば」を始めた。また、来月16日から1カ月間、お城前公園で、屋外カフェなどの憩いのスペースや自由に利活用できるスペースを設ける「ふらっと大門・丸之内@お城前公園」を展開する。

一過性ではない恒常的な賑わい創出が目的。両地区は企業、公共施設が多く立地し、平日は毎日約6千人以上の人々が活動しているとされる。昨年度は実験的に国道23号の1車線を活用してキッチンカーの出店などを行った。今年度はまん中広場とお城前公園で賑わい創出の社会実験を繰り広げる。

「まんなかランチひろば」は今月25日、来月9日、11月27日、12月11日、同25日に開かれる。午前11時から午後2時までのランチタイム時に、キッチンカーが5~7台程度出店。テイクアウトだけでなくその場で飲食できるようイス・テーブルを設置し、ランチ休憩が楽しくなる、居心地の良い滞留空間を目指す。

お城前公園では、期間中、キッチンカーや出店ブースを配置し、屋外型カフェテラスのような空間を常設する。後半の11月1日からは利活用スペースも設け、個人や団体がスポーツ体験や演奏会など自由に活動できるスペースを設け、多様な楽しみ方ができる空間を作り出す。