パリ在住の画家テラオさん個展 四日市の山画廊 銅版画とドローイング

【個展を開いたテラオさん=四日市市安島の山画廊で】

【四日市】三重県四日市市安島の山画廊で、フランス・パリ在住の銅版画家でもある画家のテラオメグミさん(56)の作品展が開かれている。山画廊で10回目となる節目の個展で、21日は帰国したテラオさんが在廊し、来場者と交流した。

テラオさんは愛知県尾張旭市出身。名古屋市のデザイン事務所でコピーライターとして活躍する傍ら、絵画作品を発表してきた。33歳のときに単身でパリに渡り、その後、銅版画も手がけるようになった。

30年以上にわたり、年齢を重ねた男性「おやじ」をテーマにした作品を描き続けている。今回は、銅版画とドローイング作品計40点を展示。テラオさんは「シワのある顔になぜか心引かれる。自分の人生を生きてきた人に魅力を感じる」と話した。

作品展は29日(23、24日は休み)までで、テラオさんは22日も在廊する。