立憲民主党三重県連は21日、アスト津(津市羽所町)で常任幹事会を開いた。自民党総裁選後に想定される衆院の早期解散を見据え、次期衆院選に向けた態勢を整えることなどを確認した。
岡田克也党幹事長は常任幹事会後の記者会見で、次期衆院選では「政権交代をすることに尽きる」と強調。自らについて「2年2カ月間、党幹事長を務めた立場として、責任がある」と語った。
自民党総裁選について「9人も(候補者が)出ると、それぞれが主張するだけ。良いことばかり言っている感じ」などと指摘。立民代表選は「4人による議論に深みがあった」と評価した。
また、立民代表選で投票する候補者を問われた岡田氏は「幹事長の立場として、代表選が公平公正に行われるのを担保するのが仕事。誰に、ということは一切お答えできない」と述べた。
この日の常任幹事会では、任期満了(12月23日)に伴う11月17日告示、同24日投開票の四日市市長選で、3選を目指す現職の森智広氏(46)を推薦することも決めた。