桑名の屋根工事「うちだ」が事業停止 自己破産申請へ、帝国DB 三重

帝国データバンク四日市支店は19日、屋根工事会社「うちだ」(三重県桑名市志知)が7月15日付で事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったと発表した。負債は約8千万円の見込み。

支店によると、同社は平成6年に創業し、同7年に法人化。住宅や店舗の屋根工事を主力に太陽光発電設備の設置なども手がけ、同16年2月期には約4億7800万円の年売上高を計上した。

一方、得意先だった県外のハウスメーカーが倒産して不良債権が発生したほか、同業者との競争もあって受注が低迷。昨年2月期の年売上高は約1億4400万円に落ち込んでいた。