三重県内9生徒が知事に優勝報告 高校総体と全中で

【一見知事(後列中央)と記念撮影するインターハイ、全中の優勝者ら=県庁で】

今年の夏休みに全国各地で行われた全国高校総合体育大会(インターハイ)と全国中学校体育大会で優勝を果たした三重県内中高生9人が19日、県庁を訪問し、一見勝之知事に成果を報告した。

高校生は、レスリング女子53キロ級優勝の小塚菜々(いなべ総合学園)▽陸上女子円盤投げ優勝の世古櫻紗(松阪商)▽水泳女子高飛び込み優勝の伊坂奏音(鈴鹿)▽重量挙げ女子49キロ級ジャーク優勝の伊阪夏妃(同)▽新体操男子個人総合・リング・ロープ3種目優勝の山本響士朗(高田)の5選手。

中学生は体操競技女子種目別段違い平行棒優勝の棟田琳音選手(四日市市市立三滝)と全中3連覇の四日市メリノール学院中男子バスケットボール部から仲見優汰、白谷柱誠ジャック、鈴木柊矢各選手。他に陸上女子200メートルで北村環奈選手(名張市立桔梗が丘)も優勝した。

生徒らは指導者らとともに来庁。メダル、トロフィーなども披露しながら一見知事らに大会の感想や今後の抱負などを話した。10月5日開幕の国民スポーツ大会女子砲丸投げに出場する世古選手は「(昨年の鹿児島国体に続く)2連覇を目指す」と力強く語った。