通話録音警告機を寄贈 四日市の富一コンクリート、北勢6署へ400台 三重

送った。 【生川社長(前列左から2人目)と林署長(同3人目)と6署の生活安全課長ら=四日市市羽津の四日市北署で】

【四日市】三重県四日市市西坂部町の富一コンクリート株式会社の生川平藏社長(78)は17日、四日市北警察署を訪れ、林忠雄署長に自動通話録音警告機400台を寄贈した。贈呈式には、北勢地域を管轄する6署(桑名、いなべ、四日市北・南・西、鈴鹿)の生活安全課長ら8人が出席した。

【寄贈された自動通話録音警告機=四日市市羽津の四日市北署で】

固定電話に簡単に取り付けられる自動通話録音警告機「振込め詐欺見張隊ECO・ECO」は、詐欺や悪質な勧誘防止のため自動録音するという警告メッセージだけでなく、通話時間が20分を超えるとチャイムを鳴らして来訪者を装い、着信者が電話を切るきっかけをつくるなど多機能を備えている。

生川社長は40年ほど前からさまざまな形で社会貢献に努めており、同機器の寄贈は今年2月(200台)に続いて2回目となる。「お年寄りが晩年を幸せに過ごせるよう、詐欺防止に役立てていただきたい」と話し、林署長に目録を手渡した。

林署長は「前回の設置家庭での被害はなく効果は顕著です。重ねてのご寄贈に心から感謝します」と、6署を代表して謝辞を述べ、感謝状を