四日市で「糸と布遊び二人展」 橋詰さんと越智さん、セーターや藍染めバッグ 三重

【作品を紹介する橋詰さん(右)と越智さん=四日市市新町のアートギャラリー「黒い森」で】

【四日市】京都府のシルクニット工房「編庵」を主宰する橋詰力子さん(77)と染色作家の越智由利さん(72)による「糸と布遊び二人展」が、三重県四日市市新町のアートギャラリー「黒い森」で始まっている。22日まで。

手編みや機械編みのシルクセーターやカーディガン、手染めのベスト、小物など約270点を展示販売している。

橋詰さんは、ワインレッドを基調にシルクとモヘアで編んだセーター、黄色にラメ糸を編み込んだカーディガンなどを出展。越智さんは、パッチワークをアクセントにしたワンピースや藍染めのショルダーバッグ、シルクのスカーフなどを並べている。

2人は50年来の友人で、地元京都をはじめ各地で二人展やグループ展を開いている。「秋から冬にかけてのお出かけや普段着として、着心地の良さを実感していただけたら」と話していた。問い合わせは同ギャラリー=電話080(5117)4078=へ。