昭和歌謡で初ライブ 四日市「市川美智子とイロリバターズ」 軽妙トークも観客楽しむ 三重

【昭和の歌謡曲を披露する「市川美智子とイロリバターズ」のメンバー=四日市市楠町北五味塚の楠地区市民センターで】

【四日市】三重県の四日市市を拠点に活動する「市川美智子とイロリバターズ」の初のライブが14日、同市楠町北五味塚の楠地区市民センターで開かれた。

グループは、シニアサークル「男の囲炉裏(いろり)端」の会(志田米蔵代表)の分科会の一つ。同市の混声合唱団「ヴォーチェ」の代表を務める市川さん(67)とサークルの会員6人で構成する。これまでは高齢者施設に出向いて歌と演奏を披露していたが、今回「みんなで歌おう昭和歌謡♪」と銘打って、初めて市民向けのライブを企画した。

昭和の歌謡曲を中心に童謡や唱歌、インドネシア民謡、オリジナル曲まで幅広いジャンルの22曲を披露。歌と演奏に加え軽妙なトークで、23人の観客を楽しませた。

近くから来たという安里檀(まゆみ)さん(83)は「懐かしい歌をみんなと一緒に歌って楽しかった」と話した。

第2回のライブ日程も決定していて、11月28日午後2時から同市海山道町の三浜文化会館で開催する。定員は30人で無料。

イロリバターズのメンバーでもある志田代表(79)は「一緒に歌って楽しみましょう。ぜひ会場に来て」と呼びかけた。