国民民主党三重県連は14日、津市羽所町のホテルグリーンパーク津で「政経セミナー」と題した政治資金パーティーを開き、党員ら約200人(主催者発表)が出席した。榛葉賀津也党幹事長が講演し、次期衆院選について「10月27日の投開票は間違いない」と語った。
榛葉氏は講演で、自民党派閥の政治とカネを巡る問題について「税金を懐に入れるような政治を許せるわけがない」と批判。次期衆院選では「正直でまっすぐな政治を取り戻す」と訴えた。
野党に対しても「自民党を批判するだけでは解決しない」と指摘。特にエネルギーや安全保障の政策は「現実的でなければならない。自民党と真逆のことを言っていてはならない」と訴えた。
県内の衆院小選挙区では立憲民主党の候補者を支援するよう呼びかけつつ「三重でも1人は(国民の候補者を)立てたかった」との発言も。共産党との選挙協力は「間違っている」と指摘した。
金森正県連代表は冒頭のあいさつで、次期衆院選について「大変なチャンス。問題は地方がどうまとまるかだ」と解説。小選挙区では「立憲民主党の候補を精いっぱい応援したい」と述べた。