鈴鹿、海星など初戦突破 秋季東海地区高校野球三重大会が開幕

【海星―三重 九回表2死二塁から海星8番中世古が中越えに勝ち越しの適時打=津球場で】

来春の選抜高校野球大会につながる第77回秋季東海地区高校野球県大会は14日、津球場公園内球場、ドリームオーシャンスタジアム(県営松阪球場)、ダイムスタジアム伊勢(伊勢市倉田山公園野球場)の3会場で開幕した。1回戦5試合があり、今年夏の県大会準優勝の鈴鹿のほか、海星、いなべ総合、久居農林、白山が勝ち上がった。

鈴鹿は津東の追い上げを2―1で退けた。初回に2点先制。先発右腕高山航太朗が6安打無四死球12奪三振1失点で完投した。

海星は三重を2―1で振り切った。二回に1点先制。1―1で迎えた九回、8番中世古悠馬が決勝の中越え適時打を放った。

いなべ総合は松阪商に2―1で逆転勝ち。1点を追う三回1番廣瀬煌大が同点適時打。七回に敵失に乗じて1点勝ち越した。

久居農林は伊勢工を4―3で下した。3―3で迎えた六回1死二、三塁で9番服部蓮央の内野安打で挙げた1点が決勝点になった。

白山は津工との打撃戦を9―5で制した。チーム安打は20本で六回1死一塁から8番笠松慶也が放った二塁打を除きすべて単打だった。