伊勢新聞

「紀和牛」使い弁当作り 尾鷲で27日に料理教室 三重

【尾鷲】三重県尾鷲市向井の県立熊野古道センターで10月27日、東紀州の特産品などを使った料理教室「秋の行楽弁当」が開かれる。センターは参加者を募集している。同13日まで。

東紀州の食材を知ってもらおうと、県立相可高校の西岡宏起教諭と調理クラブの生徒を招き、年に6回開いている。教室では旬の味覚を活用した弁当のレシピや、詰め方のコツを学ぶ。

今回は熊野山系で育った「紀和牛」を使い、生徒らが考案した弁当を作る。内容は当日まで発表されないが、家庭で手軽に作れる料理が多いという。調理器具や食材の持参は不要。

同センターの担当者は「毎回60人ほどが申し込む人気企画。料理をしながら高校生や参加者と交流を楽しめる。参加後は、普段の料理にも取り入れてもらえれば」と話している。

定員は24人で、応募多数の場合は抽選となる。参加費は2千円。エプロンと三角巾、マスクと筆記用具を持参する。申し込みは同センター=電話0597(25)2666=へ。