「かめやま文化年」10月からイベント集中開催 伝統芸能やものづくり体験、参加者募集 三重

【「かめやま文化年2024」イベントへの参加を呼びかける市職員=亀山市関町木崎の関支所で】

【亀山】三重県の亀山市は、「まちがにぎわいこどもがわらう」をテーマに、本年度を文化芸術を生かす「かめやま文化年2024」(同実行委員会)と称して、11月3日の「文化の日」の前後1カ月間に集中してイベントを催す。

10月6日に市文化会館で開催するオープンイベント「うたのおねえさんと一緒に踊ろう」、落語家の林家菊丸物語「かめやま紙芝居」などを皮切りに、10、11月のさまざまな催しへの市民の参加を募っている。

9月17日まで募集中の10月に開催するイベントは、同月13日の「里山の伝統文化『池干し体験』」、同月19日の「正藍染を体験しよう」などで、いずれも市内の小中学生が対象。

また、9月30日まで募集中の11月に開催するイベントは、関宿街道沿いの古民家で同9日に催す「林家菊丸街角落語」と「大阪交響楽団メンバーによる街角コンサート」のほか、市文化会館で同24日に催す「和紙でランプシェードをつくろう」、「木製オーナメントをつくろう」などで、市内の子どもを対象にさまざまな催しを企画している。

市文化課文化創造グループ職員は「それぞれの催しは、抽選により参加者を選ぶ。芸術文化の秋にふさわしい催しを、子どもから大人まで世代を問わず楽しんでもらえれば」と参加を呼びかけている。

申し込み、問い合わせは同グループ=電話0595(96)1223=へ。