台湾屋台料理学ぼう 29日に教室、初開催 尾鷲の中央公民館

【李さんが作った鶏肉飯(協会事務局提供)】

【尾鷲】三重県尾鷲市中村町の市立中央公民館で29日、台湾出身の講師に本場の味を習う「台湾屋台料理教室」が初開催される。主催する市国際交流協会が参加者を募集している。20日まで。

協会事務局によると、教室を通じて外国の文化を学んでもらおうと始めた取り組み。令和元年のバングラデシュ料理に続き2回目。市地域おこし協力隊で協会員の李家泓さんを講師に迎える。

当日は、割いたゆで鶏に甘いタレをかける「鶏肉飯」のほか、台湾風ネギオムレツ▽台湾漬物▽温サラダ―など6品を作る。調理器具や材料は用意されているが、コメのみ各自で持参する。

事務局の担当者は「国際交流ができる貴重な機会。手軽に作れるので家庭でも楽しめると思う」と話している。

市民が対象で、定員は先着20人。参加費は小中高校生と協会員が500円、一般千円。コメ一合とエプロン、三角巾、マスクを持参する。申し込みは事務局=電話0597(23)8134=へ。