高齢者支援2団体に寄付金 生保協県協会

【江口副会長(左端)から贈られた目録を手にする(右から)瀧代表、廣瀬副会長=津市桜橋の県社会福祉協議会で】

【津】三重県内の生命保険会社19社21支社で構成する生命保険協会県協会(会長・西岡宏倫明治安田生命津支社長)は12日、津市桜橋の県社会福祉協議会で県内の高齢者支援団体2団体にそれぞれ10万円を寄付した。

同協会が平成26年から実施する「高齢者支援団体に対する助成活動」として実施。選定の依頼を受け県社会福祉協議会(井村正勝会長)が呼びかけ、いずれも津市の美杉地区社会福祉協議会(日高晃会長)と高齢者の社会参加を支援する「ふれあい長寿津」(瀧薫代表)に決まった。

贈呈式には同県協会の江口武史副会長、美杉地区社協の廣瀬仁己副会長、瀧代表、井村会長が出席。江口副会長は「会員各社の職員からの募金を主たる原資としており職員の思いが詰まっている。地域福祉の一層の推進に寄与できれば」と両団体に目録を手渡した。

廣瀬副会長は「高齢者が安全安心に生活していける地区を目指し健康維持や見守り活動に使いたい」、瀧代表は「物価高で財政が厳しい中寄付は大変ありがたい。活動費として有効に使わせていただく」とそれぞれ謝辞した。