野村アセットマネジメント(本社・東京都江東区)は12日、三重県の「子ども基金」に現金300万円を寄付した。県は子どもの会社見学や体験型イベントなどへの支援に充てる。
県によると、同社が企業版ふるさと納税制度を活用して地方を支援する「志プロジェクト」の一環。同社の投資信託を取り扱う百五銀行、百五証券、三十三銀行の信託報酬から賄った。
この日、野村アセットマネジメントの本間隆宏専務執行役員らが県庁を訪れ、服部浩副知事に寄付の目録を手渡した。本間専務は「今後も地域振興の一助となるよう努めたい」と述べた。
服部副知事は「物価の高騰などで、子育てを取り巻く環境は厳しい。一見県政になって子ども施策に力を入れる中で、寄付は大変ありがたい」と謝辞。本間専務らに感謝状を手渡した。