【亀山】三重県内のビジネス、芸術文化、ボランティアなど各分野で活躍する女性らが、異業種交流や自己研さんを通じて社会貢献を目指す「伊勢新聞パール倶楽部」(久保敦子会長)は10日、役員研修会を開き、亀山市栄町に今年5月にオープンした「カメヤマローソクタウン」を見学した。
久保会長ら役員7人と小林千三伊勢新聞社社長が参加した。同研修会は年に数回、県内各地を訪れては、その地の歴史や文化、産業に触れながら交流を行っている。
この日は、同タウン内の約300本のろうそくのともしびが楽しめる「灯ミュージアム」と、神仏、バースデー、キャンドルナイトなどイベント用のキャンドルを製造する工場を見学。ろうそくや線香などの販売コーナーでは、それぞれが、気に入った商品を手に取り購入した。
久保会長は「創業当時のろうそくから、時代のニーズに合わせた新たなろうそくまで、目と香りで楽しませていただいた。ゆらめくろうそくの明かりは、心が落ち着く」とし、「県民として、亀山のろうそくが世界に発信していることを誇りに思う」と話していた。