大井選手、世界総合3位を報告 フリーダイビング、鈴鹿市役所訪問 三重

【今後の抱負などについて話す大井選手=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】リトアニアのカナウスで6月21日―29日に開催されたフリーダイビングの世界大会「32nd AIDA World Championship Kaunas2024」で総合3位に入賞した三重県鈴鹿市稲生西2丁目の大井慎也選手(45)が11日、同市役所で、内藤洋副市長に今後の抱負などを語った。

ダイビングインストラクターの大井選手は競技歴11年。世界大会には7回目の出場となる。

今大会では足ひれ(フィン)を装着して水中を水泳方向に泳ぐ距離を競う「ダイナミック ウィズフィン」など4種目で計380・5ポイントを獲得し、3位入賞を決めた。

中でも、2枚フィンを使用してバタ足で泳ぐ競技「ダイナミック アプネア ウィズバイフィン」では、207メートルの記録を出し、日本記録を更新した。

来庁した大井選手は「3位入賞はこれまでの最高成績。過ごしやすい国で滞在環境やプールの状態がよかったことが好成績につながった」と振り返り、「来年の世界大会は日本開催なので、種目別で表彰台に立ちたい。次は世界記録を目指したい」と意気込みを述べた。

内藤副市長は「ますますの活躍を期待している」と激励した。