新加入選手「日本一を目指す」 女子ハンド三重VIが鈴鹿市役所訪問

【開幕戦を前に意気込みを見せる選手ら=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市を拠点に活動する女子ハンドボールチーム「三重バイオレットアイリス」の新人選手や移籍選手ら計6人が11日、鈴鹿市役所を訪問。14日午後1時から、AGF鈴鹿体育館で開催する「リーグH」の開幕戦を前に、末松則子市長に健闘を誓った。

今年の新人選手は埼玉県出身の藤澤舞子選手(23)=フローラ所属=、石川県出身の小林愛選手(23)=ホンダロジスティクス所属=、菰野町出身の南川満帆選手(22)=スズカ未来所属=の3人。

そのほか、並木梨紗選手(26)=ビーイング所属=はオムロンから移籍した。

昨季はチーム初のリーグ戦8連勝で、11チーム中5位。今季から日本リーグが名称変更し、試合数も20戦から30戦に増えた。

来庁した黄慶泳監督(55)は「個々の実力はあるので、経験値を生かしたチーム作りが今季のテーマ」、初見実椰子副主将(27)は「チームが若返った分、厳しさを持ちながら上を目指し、プレーオフで優勝するのがチームの目標」とそれぞれ意気込みを語った。

新加加入選手らは「チームの勝利に貢献して日本一を目指す」「チームの目標に向かって何か残せる選手になりたい」などそれぞれの抱負を話した。

末松市長は「チームが勝つことが鈴鹿を知ってもらうことにつながる。いろいろなところで連携していけたら」と話した。

開幕戦の対戦相手は、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング。