伊勢新聞

「みえを知る旅Ⅵ」参加者募集 湯元榊原館で10月から歴史講座

【「みえを知る旅Ⅵ」への参加を呼びかける前田社長=津市本町の伊勢新聞社で】

【津】津市榊原町の温泉旅館「湯元榊原館」の前田諭人社長(34)が10日、同市本町の伊勢新聞社を訪れ、同館で10月―令和7年3月に全6回の予定で開催する歴史講座「みえを知る旅Ⅵ」や関連企画をPRした。

同講座は三重の歴史や文化の研究者の講話と同館の温泉を合わせて楽しむ企画で令和4年に開始し6シリーズ目。

開催日とテーマ、講師は①10月21日「三重の海と日本人のかかわり」平賀大蔵(鳥羽市立海の博物館館長)②11月11日「三重の幕末維新―桑名藩と津藩」杉本竜(桑名市博物館館長)③12月9日「18通の手紙にみる、宣長と士清」吉田悦之(本居宣長記念館名誉館長)④令和7年1月20日「伊賀の藤堂、津の藤堂」山本厚(伊賀市教育委員会事務局)⑤2月10日「神の都・伊勢の茶の湯」淺沼博(皇學館大現代日本社会学部特別招聘教授)⑥3月10日「もっと知ろう、橘南谿!」浅生悦生(三重郷土会常任理事)。

時間はいずれも午前10時―正午。前田社長は「今回は人と人、場所と場所など『つながり』がテーマ。歴史的な資源を観光と結びつけ、若い人に伝えたい」と参加を呼びかけた。

定員先着70人。参加費は6回一括7500円で同館の日帰り温泉「湯の庄」利用券が付く。⑤は1回のみの参加が可能。希望者はQRコードまたは同館ファクス=059(252)0792=で申し込む。締め切りは10月11日。

同企画3周年を記念し10月18―19日の1泊2日で県総合博物館と桑名市博物館両館の企画展や桑名市内の史跡を巡るバスツアーがある(先着15人、1人2万5千円で9月20日までに別途申し込みが必要)。問い合わせは同館=電話059(252)0206=へ。

【「みえを知る旅Ⅵ」申し込み用QRコード】