【鈴鹿】9月16日の「敬老の日」を前に、鈴鹿市神戸2丁目の私立すずか幼稚園(太田久裕園長)で10日、鈴鹿郵便局員が持参した手作りポストに、園児らが祖父母に宛てて書いた手紙を投函した。
祖父母への感謝や健康を願う気持ちを伝えるため、創立以来50年以上にわたって続く伝統行事の一つ。
3―6歳の192人が、事前に絵や文字で祖父母に宛てた手紙を書き、保護者が宛名を書いた。
この日は、ポストを作った集配営業部の向井啓翼主任(51)ら局員2人が、集荷のために訪問。
園児たちは2人ずつ順番に並び、局員らに「お願いします」と声をかけながら、ポストに封筒を投函した。
年長児クラスの永井蓮真君(5つ)は「『また一緒にバーベキューや野球をしようね』と書いた。おじいちゃん、おばあちゃんのところに届くのが楽しみ」と話していた。
投函された手紙は2、3日程度で配達される見込み。