陶芸第一クラブが35周年展 皿や花器、自慢の作品 桑名のギャラリー

【作品を紹介する松野会長(後方)=桑名市大仲新田の川スミメガネ本店で】

【桑名】三重県東員町で活動する「陶芸第一クラブ」の創立35周年を記念した作品展が、桑名市大仲新田の川スミメガネ本店ギャラリーで開かれている。12日まで。

40―90代の22人と講師の清水酔月さん=四日市市南いかるが町=が、一点ずつ自慢の作品を出品。絵付けを施した皿や焼き締めの花器、沖縄に伝わる守り神「シーサー」など多彩な作品が並ぶ。

「多様な仲間」と題したヤドカリの置物は、3年前の「第71回みえ県展」の工芸部門で最優秀賞を受賞した作品で、クラブの会長を務める松野宏さん(77)が手がけた。壁面には、絵画や書、能面、篆(てん)刻の作品など、メンバーが制作した陶芸以外の趣味の作品を飾っている。

松野会長は「個性あふれるさまざまな作品を楽しんでいただけたら」と話した。