【鈴鹿】三重県鈴鹿市山本町の椿大神社(山本行恭宮司)は7日夜、「Piano Trio」と尺八とギター奏者、地元合唱団を迎えて、「神の森コンサート・千古の杜より音楽のそよ風」を開いた。クラシック演奏と合唱団のハーモニーが参加者約300人を魅了した。伊勢新聞社など後援。
同コンサートは、音楽を通じて神社を身近に感じてもらおうと始め、今回が17回目。
バイオリンの辻和余さんとチェロの河井裕二さん、ピアノの渡邊奈央子さんのピアノトリオは、エルガー作曲の「愛の挨拶」など五曲を披露。尺八とギターという異色構成ユニットの竹内洋司さんとOgurockさんはオリジナル曲など5曲を、ユーモアあふれるトークを交えながら演奏して会場を盛り上げた。
Suzuka西部少年少女合唱団の38人は「世界がひとつになるまで」など、美しいハーモニーを響かせた。フィナーレでは、椿大神社をイメージして作られた「夏椿」を出演者と会場全員で合唱した。