伊勢新聞

魚のつかみ取り楽しむ 道の駅「関宿」で子どもら 亀山・三重

【魚のつかみ取りを楽しむ子どもら=亀山市関町新所の道の駅「関宿」で】

【亀山】三重県亀山市関町新所の道の駅「関宿」を運営・管理する「安全」(伊藤陽一朗社長)は8日、道の駅「関宿」で、ふれあい感謝祭と題してイベント「魚のつかみ取り」を開き、小学生以下91人が参加した。津市香良洲町の海産問屋「丸政商店」が協力した。

イベントは、同社が目指す地域社会貢献の一環。6年前から実施している。

参加者らは、縦横約3メートルの仮設水槽で泳ぐ、タイとアジの手づかみを楽しみ、先着50人は1人2匹を、51人目の子どもからは一人一匹をつかみ、タイはその場で締めて、タイとアジを氷詰めにして持ち帰った。

小学2年生の奥村伍希さん(7つ)=同市和賀町=は「お父さんからタイを狙ってと言われ、タイをつかむことができてよかった。楽しかった」と話していた。

同社の関係者は「多くの子どもたちに楽しんでもらえた。また、来年を楽しみに」と見守っていた。