高田本山の四季を撮る 津、百五銀支店で松村さん写真展 三重

【友人に作品を紹介する松村さん(右から2人目)=津市一身田町の百五銀行一身田支店で】

【津】三重県津市一身田豊野の写真愛好家、松村修さん(83)の写真展「高田本山界隈(かいわい)」が、同市一身田町の百五銀行一身田支店(廣田尚史支店長)ロビーで開かれている。国宝専修寺や寺内町で撮影した作品8点を展示している。27日まで。

松村さんの写真歴は45年で、愛好家で作る友光会で活動する。地元の専修寺では四季を問わず撮影しており、今回は昨年撮った作品を中心に発表した。

霧に包まれる境内で撮影した「紫モクレン」、花が終わったハスの鉢と西門に重なる夕日「落陽」、縦の構図で雨の寺内町を切り取った「路地裏」など光と影を捉えた作品が並ぶ。

松村さんは「毎日行っていても光が違い、歩いていると出合いがある。高田本山は本当に絵になる」と魅力を話した。