オレオレ詐欺の手口学ぶ 桑名、防犯イベントで住民ら 三重

【オレオレ詐欺の手口を紹介する寸劇で犯人役を演じる木地事務局長(左)=桑名市長島町西川の長島北部分館で】

【桑名】長島北部まちづくり協議会(金森努会長)は7日、三重県桑名市長島町西川の長島北部分館で防犯イベントを開いた。桑名地域生活安全協会の木地茂事務局長を講師に迎え、地域住民約30人が特殊詐欺の手口を学んだ。

木地事務局長は、息子などをかたる男からのうその電話で現金をだまし取られるオレオレ詐欺の被害が県内で目立つことを伝え、犯人役を演じて寸劇で手口を教えた。

子どもと離れて暮らしている高齢者に対して木地事務局長は「普段から連絡を取り合ってほしい」と呼びかけた。