ポイ捨て防止、横断幕で呼びかけ 国道306号で昼生地区まちづくり協 亀山・三重

【跨道橋に横断幕を取り付ける昼生地区まちづくり協議会関係者ら=亀山市昼生地区で】

【亀山】三重県の亀山市昼生地区まちづくり協議会(松尾義久会長)関係者6人と市環境課職員3人は7日、同地区内の国道306号沿いのごみポイ捨て防止を呼びかける横断幕を、同地区内2カ所の国道306号横断跨道橋(こどうきょう)に、上下線のどちらからも見えるよう、1カ所2枚の4枚を設置した。

「R306美化運動」に取り組む同協議会は、国道306号のスーパーセンターオークワサウス亀山店―ファミリーマート鈴鹿三宅町店区間(約2・5キロ)で令和2年9月から毎月一度、美化運動の一環としてポイ捨てされたごみの清掃活動を実施している。同6年5月には、市が「ポイ捨てカメラ作動中」の看板50枚と監視カメラ2基を設置した。

同協議会は、市環境課を通じて、市地区衛生組織連合会と「無くそうポイ捨て!」「みんなの道路を美しく!」など書いた、メッシュターポリン材の横断幕(縦90センチ、横4・5メートル)を4枚作製した。

松尾会長(69)は「監視カメラを設置したことで、ポイ捨てのごみは減ってはいるが、横断幕を掲げることで、ドライバーらの美化意識も変わり、ごみがさらに減ることに期待している」と話していた。