県内外の風景36点 四日市でJNP支部写真展

【会員らの意欲作が並ぶ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】写真文化の発展と自然保護を目指す日本風景写真協会(JNP)三重第一支部(羽生幸志支部長)は6日、四日市市安島の市文化会館第三展示室で、「第19回写真展」を開いた。同支部講師の坂下茂夫さんら18人の作品36点を展示している。8日まで。

岐阜県海津市・津屋川の土手を染めるヒガンバナと川面に映る夕焼けの競演「紅染」、菰野町・御在所岳の霧に包まれた幻想的なシロヤシオ「迷いの森」、長野県・志賀高原から雲海を隔てて望む北アルプスの峰「雲上のロマンス」など、見応えのある作品が並ぶ。JNP本部指導会員らの作品6点も同時展示している。

羽生支部長(61)は、いなべ市・員弁川のススキの穂が逆光にきらめく「白銀に輝く」などを出品。「20回記念展に向け、会員らの意欲作が集まった。多くの方々に見ていただきたい」と話していた。